古衣裳を新しく使おう。和創工房 京乃彩

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想いを伝えていくこと

古いものを新しく。着物に秘められた想いを現代風にアレンジして、紡ぎます。

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成人式 ハハ SATOMI (kazuya’s mother)のストーリー

SATOMI

「ご縁があって末っ子の晴れの衣裳を京子先生にコーディネートしていただきました。

打ち合わせを重ねる中で、息子の名前に因(ちな)んで 千羽鶴を使うという提案を頂き

世界に一つだけの息子のための衣裳に仕上がりました。

赤の衣裳に羽ばたく鮮やかな青の千羽鶴が、活動的で自由な息子に似合っていて

とても素敵でした。黒の衣裳の千羽鶴の色も 何とも言えない不思議な色味をしていて

着物の繊細さや奥深さに感動しました。

私は 義母から譲り受けた着物をリメイクしていただきました。

この着物は 今は亡き義父が買ってくれたものだそうです。

千也と名付けてくれた義父に、

息子の晴れの姿と受け継いだ着物を着た私の姿を見てもらいたかったです。

母が私に託してくれた数々の着物を どう扱えばいいのかわからず 長年タンスに眠っていました。

その着物を呼び覚まして京子先生の力で生まれ変わらせてくださいました。

着物としてだけではなく、普段気軽に着れる洋服や、バッグに生まれ変わったものもあります。

今回 息子の晴れの姿の横に立つ私は、藤色の着物を着ましたが、そのままではサイズも合わず

陽の目を見ないまま 眠り続けていたと思います。義母がこの着物をどんな風に着こなしていたのか

わかりませんが、私が身に纏うことで 義母も大変喜んでくれたので嬉しかったです。

ほんとうにありがとうございました。」

 

【キョウコセンセのこだわりワンポイント】

お姑さんから着物を譲り受けた と、たくさん抱えてご来房されたのが二年前。

順番にリメイクしていって ウールの着物から彼女に似合う ベスト&幅広パンツにしたり、

白地に花柄の羽織は とっても素敵だったのだが、サイズが合わなく、

ちょうど草履を買わなくてはならないということで、羽織から バッグと草履の花緒を

お揃いで制作。まだ生地が余っていたので 普段使えるカジュアルな大きめなバッグも創った。

「お義母さんの羽織がこんなに生まれ変わるんやぁ~!!♡♡♡」と大感激!!

今回 千也くんの晴れの姿の横に纏ったのは、やはり譲り受けた 薄紫の無地の着物で

とてもお似合いの色。寸法直しのあと、

雲地紋の上品な無地の背に 一ツ紋を入れて 紋付に格上げしました。

美しく若いお母さんやね~。(彼女は花魁や 鬼滅の刃の胡蝶しのぶ にも変身する幅広いキャラ♡)

帯や帯締めはもちろん 息子の名に因(ちな)んだ 千羽鶴の佐賀錦。

ネイルもコーディネートの色にこだわって彩って臨まれた。100点ーーーーー!!!

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